天神子竜 神楽【てんじんしりゅう かぐら】
(あまつかみ / こりゅう ではない)
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三章で登場した『迦羅王ラヴィスタ』の装飾品を身につけていて、名前もラヴィスタの必殺技『舞姫神楽』から拝借したものです。
その事は最優秀作品決定前にバンダイさんにも伝えてあります。
それでも選考対象から外れずに公式サイトに掲載されたのは、その事に御納得いただいた上で優秀作品だと判断して下さった結果だと捉えています。
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元々は、十章の舞台が天界で過去キャラクターが再登場していたことから『ラヴィスタ・リヴィエラの再登場を期待している』という主張の為に描いたキャラクター。
…なので、応募用紙の裏面には『ラヴィスタとリヴィエラの再登場楽しみにしてます。』と書いてあった。
本命だった神竜のデザインを改造して神楽が誕生。
何故ラヴィスタのデザインを選んだのか・神楽のポジション等、勝手に組み立てた設定を許せる方は続きをどうぞ。神羅世界の捏造設定も多いです。
苦情はお受けしたくないので、閲覧は自己責任でお願いします。
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ラヴィスタには神獣・バルログリフが居た。天界に住む神々はみな神獣を従える。
光の戦士達が天界に辿り着いた時、リヴィエラの神獣はまだ生まれていなかった。
ラヴィスタは光の戦士達を宮殿へ案内すると言って彼らの元へ向かっていたが、バルログリフが彼を連れ帰ってきたとき既に息は無かった。
哀しんでいる間もなく、リヴィエラは光の戦士達を創造神のもとへと連れて行った。それが心から尊敬していた兄の意思だからだ。
戦いも終わり、天界は以前と同じ日々を取り戻していた。
以前と違うのは、バルログリフが静かに座る足元には兄ではなく1匹の小さな竜がいること。
調和神が生まれる前の世界を知らない、リヴィエラの神獣だ。
兄の様に周囲に好かれる存在になってほしい…そう願い、リヴィエラはちいさな神獣の頭に冠を乗せた。
『あなたの名は神楽。私の補佐です。これから忙しくなりますよ、覚悟して下さいね。』
覗きこむリヴィエラに、神楽は笑顔を返した。
『ボクはバルロより立派な神獣になってみせるよ!』
"神楽"という名では女性らしかっただろうか…と考えたリヴィエラは、ふと思う。
「神楽は…男のコで合っているのだろうか?」
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